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「WE ARE LONELY,BUT NOT ALONE.現代の孤独と持続可能な経済圏としてのコミュニティ」(著:佐渡島庸平)読みました

2018.08.27  Wrote by Takuro Nakayama

インターネットはあらゆる情報や階層をフラットにし、社会の在り方や常識を変えてきました。

ネット接続していれば1クリックで欲しいものを購入したり人と繋がることができるし、そのような「なめらかな社会」は便利であり生きやすい時代を作っていると言えます。

ただその反面SNS疲れという言葉もあるように、他人と比べたり、無意味な対立が生まれたりしています。オープンすぎるネット社会により安心・安全が確保されず、居場所を無くしたり、孤独を感じる人たちが多いということです。

確かにこの流れは私も非常に感じていて、オンラインサロンのように、思想や価値観をベースに繋がるクローズドのコミュニティが増えている印象がありました。

そもそもコミュニティという概念は新しいものでもなく、その時代によって形を変えてきており、ネット社会が成熟していくに比例してその概念的なものはアップデートされ続けていくものです。

本書で印象的だったのは、度々出てくるコミュニティの安心・安全を確保するということ。

FacebookもAirbnbも、メルカリもプラットフォーム上にいいねや利用者同士の評価制度があり、コミュニティ内での安心・安全が保たれるようになっています。

今後コミュニティビジネスはあらゆる企業にとって向き合わなければいけない分野だと思います。サービスや物が溢れ差別化が難しい時代ですので、企業も顧客と対話しながら付加価値が高く持続性のある仕組みを構築する必要があります。「コミュニティを育てる」ことは今後企業や組織が必ず向き合わなければならないものだと思うので、今後のビジネスのあり方を考える際にも参考になる本だと思います。

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