令和対応!平成最後にこれからの幸福について考えてみた。

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こんにちわ。

最近漂いはじめた春の匂いに幸福を感じている百瀬です。

幸福といえば、2019年版「世界幸福度ランキング」発表されましたね。

日本は156カ国中58でした。昨年は54位、一昨年は51位と、右肩下がりが続いています。

ここで1つ疑問です…!

年が経つにつれ物やサービスは便利で豊かになっているはずなのに、

年が経つにつれ幸福度が下がっているのは一体何故なのか。

また、どうすれば幸福度が上がるのか。

気になったので自分勝手に考察してみました。

そもそも幸福ってなに?


まず、幸福とはどうやって起きるものなのかを知らないことには調査を進められません。

どのような特徴があるのか調べてみました!

1.幸福とは事実と期待の相関で決まる

イスラエルの歴史学者ユアル・ノア・ハラリは、

”幸福とは客観的な事実が主観的な期待値を上回ったときに生じる感情”であると言います。

つまり現実に起きた出来事が少しでも期待を上回っていると幸福だと感じ、現実に起きた出来事が少しでも期待を下回っていると幸福ではないと感じやすくなるということですね。

ここで1つ問題!

だとすると、裕福な環境に慣れそれが日常になった人や会社は、更なる裕福を期待し続けるようになりますね。

考えてみると、電話を携帯していることでさえ昔からしたら便利の極みなのに、今は回線速度が遅いことや画質が悪いだけで無意識にストレスを感じるようになっていますね。

2.幸福とは一瞬の花火のようなもの

アメリカの外科医マルクスウェル・モルツは人間の中には一定の幸福の基準ラインがあり、

幸福を感じたときも不幸を感じたときも、基準ラインから逸脱した幸福度は速やかに修正されるため、

私たちの感情は一般的に長続きしない

と述べています。

そう言われてみると僕は財布を落としたことがありますが、その翌月に友達と会ったときにはそんなこと忘れて楽しんでいました。

逆に初めて車を買ったとき最初の1ヶ月はとても嬉しかったですが、そのあとは徐々に気持ちは薄れていき、最終的にはあまり意識しなくなりました。

なるほど、物質やサービスには一時的な幸福感を与える作用があるようですね。

今後も物質やサービスの発展していく世の中はおそらく止まりません。

ではそのような環境でどのように生きていくのが得策なのでしょう。

幸福になりたくても追い求めない

先ほど述べたように、幸福とは何かしらの心境や感情の変化に伴って起こり、そしてそれは一時的でまたすぐに移り変わるようです。

つまり、何かを得ても、また新しい何かを求めるようになるということですね。

次から次へ移り変わる幸福を追いかけ満たされるとまた追いかける。

その繰り返しの中にいる限り、常に幸せにならないといけないという観念を抱え続けることになりそうです・・・。

では幸福を追い求めないためには具体的にどういう方法が考えられるのでしょうか。

「to have」ではなく「to be」で考える

何を持つか、ではなく、すでに持っているもので何をするかという考え方です。

この二つの違いは幸福を「目的」とするか「過程」とするかにあります。

心境や感情の移り変わりをメタ認知する

メタ認知とは、認知しているという事実ごと認知するということです。

心境や感情をコントロールすることは幸福や不幸にかかわらず、

人間にポジティブな感情をもたらします。

まとめ

散々幸福について語ってきましたが、最終的な結論は幸福を追い求めようとしないことが、なんだかんだ幸福度向上への一番の近道ではないか、ということでした。

以上、煮ても食えない幸福論でしたが最後まで見ていただきありがとうございました。

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