単純接触回数を増やすことで、心理的な距離は近くなる

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月に一度会ってミーティングをする人と、毎日LINEをする相手、どちらが心理的な距離が近いでしょうか?

数分でも毎日お互いのことを考えることがある方が心理的距離が近くなることが多いと思います。

仕事において信頼を得るためにはコミュニケーションの量を増やすことが大事です。

リモートだと顔が見えないし、会えないということでコミュニケーションに課題を感じる場面ば多いかもしれません。また説明をしていても相手には伝わっていなかったとか、先方が実はこちらの対応に不満を持っていた、ということがあるかもしれません。

そのような状況を解消するのにできることが、以下の2点です。

  • 単純接触回数を増やす
  • 業務的な連絡ではなく会話をする

単純接触回数を増やす

セールスの成果を出す営業は、いかにお客さんと定期的に会うか、ということを大事にします。その理由は、一般に人は接触回数に比例して相手に対する信頼が高まるからです。そういう関係性があるとふとした会話から相手の状況がわかりますし、場合によっては競合が発生した時は、味方になってくれたりします。

このように接触回数を増やすというのは単純に見えるかもしれませんが、それが大事なのです。

私たちのようなリモートワーク中心の場合、クライアントとのやりとりはチャットやメールが中心になります。ですから会って話す時のようにいろんな情報を知ることができません。だからこそテキストでのコミュニケーションを増やすことが大事になります。朝の挨拶、最近社内で話題になったこと、季節の食べ物など、一見無題に思えるようなやりとりが顧客の満足度や信頼につながります。

業務的な連絡ではなく会話をする

私自身も苦手なエリアなのですが、相手に決定事項や相談内容をなるべく簡潔にまとめて一気に送って、なるべくまとめたい、という連絡の仕方をしがちです。
自分では整理して伝えているつもりになってしまいますが、大事なのは「相手に伝わって、理解してもらうこと」です。「連絡」ではなく「対話」を前提でコミュニケーションをする必要があるかもしれません。

一回で全てやり取りしなくては、と思うのではなく、チャットやメールを何度か繰り返しやりとりすることを前提にすることにより、相手とのやりとりが「連絡事項」や「タスク」ではなく「コミュニケーション」だということを前提にすることができるかもしれません。

この辺のコミュニケーションはSNSネイティブ世代ならではの傾向でもあるようです。TikTokでコメント欄へのアクセスが重要視されるのもこの流れだと思います。

コミュニケーションの質よりもプロセスそのものが重視される時代、クライアントとどうしたら心が通じ合うコミュニケーションができるか、当社内でも共有しあえると良いと思いました。 

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